稲刈り

 

9月も終わり、風が冷たく感じる季節になりました。

初めまして。石松研究室の修士1年、安藤と申します。

ブログは研究室のメンバーみんなで書いた方が良いとそそのかされ、今回筆を取らさせていただきます。 

 

先日、稲刈りのため田野倉集落に行って参りました。

春に植えた片手に収まるほどの小さな苗が、両腕で抱えるほど大きくなった姿には、非常に感慨深いものを覚えました。

しかし感慨もつかの間、作業も両腕で抱えるほど大きくなっていたのでした。


 

集落の方々のご指導のもと、鎌で稲を刈り、縛り上げていきます。

 

前日から朝にかけて雨が降っていたため、田んぼはぬかるみ状態。

一度はまると、足を引き抜くために片方の足が深くはまり込み、またその足を抜くために片方の足が…。

牛歩の歩みと言っては牛に失礼極まりないほどの鈍臭さを披露する私は早々に土手へと引き上げ、

刈り終わった稲穂を十束ずつまとめる仕事を担当しつつ、皆さんの勇姿を眺めておりました。

 

 

最初は動きもぎこちなく、本当に今日じゅうに終わるのか疑問に思いながらも、

黙々と作業するうちにペースは上がり、無事に刈り終えることができました。

集落の方々に前もって2面刈ってもらっていなければどうなっていたことやら…。

何から何まで本当にお世話になりました。

 


しかし作業はまだ終わりません。

収穫した稲を乾燥させるため、「はざ掛け」を行います。

なんでも茎の栄養分が米の方に降りていっておいしくなるのだとか。

今ははざ掛けをするところも少ないそうですが、昔から大事にされている作業のひとつなんですね。

 

高い位置に掛けるため、下の人が稲穂を投げるのですが、私はこれが楽しい。

稲穂を少し曲げておくと、投げた瞬間にバネになって、びよよんと飛んでいくのです。

この頃になると体が痛くてたまりませんが、重い稲穂がいとも簡単に飛ぶのが楽しくて、何度やっても飽きません。

(ときどき大暴投もやらかします)

 

 

ひとまず稲刈りは終了しました。

滞在中、集落の方がたくさんの野菜を(びっくりするほどたくさんです!)差し入れてくださり、

本当に心が温まる気持ちで、心もお腹もいっぱいになりました。


我々は田植えと稲刈りを行うのみでしたが、

集落の方々がいつも田んぼを見守り、稲を成長させるため努力されていたことを思うと、

食べ物ひとつ作るのも簡単なことではないのだなと、改めて実感しました。

たくさん食べて、たくさん美味しいと言うことが、少しでも恩返しになればいいなと思いながら、

このブログを書いている次第です。


太ももに筋肉痛を残して。

 

田野倉集落の皆様方、本当にありがとうございました。

 

 

 

安藤