河崎ワークショップへ


今朝、あまりの冷気にコート、手袋、マフラーの真冬装備デビューしたら昼間は暑かったです。修士一年、安藤です。


昨日は三重県伊勢市で開催された「河崎商人市」に行ってワークショップを開催しました。

河崎地区は江戸時代に町の中央を流れる勢田川の水運により問屋街が栄え、

勢田川沿いには昔の問屋や商人蔵が立ち並ぶ素敵な雰囲気の地域です。


 

我々は勢田川とふれあうという目的のもと、

2リットルのペットボトルを使って川や堀からとってきた生き物で水族館をつくっておりました。

 

まず生き物を調達するため、ペットボトルの中に魚肉ソーセージを入れ川に沈めました。

同時にさきイカをつけたタコ糸をお堀に垂らしカニとりをします。

あの手この手でカニ、テナガエビ、イナ、ハゼなどの生き物が見つかり、大変安堵いたしました。

 


子供達は葉っぱの下に隠れる魚や腕の上を走るカニに興味津々。

勢田川は一見よどんだ川ですが、そこにもこんなに生き物がいるんだと、大人の方にも興味を持っていただけました。

(私といえば先生に手渡されたテナガエビが激しくジャンプして阿鼻叫喚でした。生き物はどうも苦手です)



しかしここからが本番。我々は150本もあろうかと思われるペットボトルで造船に取り組みました。

通りがかる多くの方々が何ができるのかと声をかけてくださいましたが、

正直私もこの船が人を乗せて浮くのか、沈むのか、崩壊するのか、まったく予想ができませんでした。


船は完成。お堀に浮かべて乗船します。

修士一年、安田くんはこの日のために水着装備という捨て身の覚悟で来てくれました。

 


体重を分散させるため腹ばいになり、ロープを手繰りながら前進するペットボトル号と安田くん。

ほとんど濡れることなく無事に帰ってこられました。



先生も乗船に成功。

見物の方々からも大きな拍手をいただき、お二人は一躍人気者になりました。

降りた後は大きく変形してしまいましたが、しっかり船としての役割を果たせて本当によかったです。

来年はパワーアップした船にみんなで乗れたらいいですね。

 

 

ワークショップの計画は悩み通しでした。

でも、実は簡単なことなのかもしれません。

私たちが考えた楽しみ方を提供しても、子供達は想像外の楽しみ方を見出したりします。

子供の気持ちになることは難しいです。

昔は自分も子供だったのに。

デザインの勉強をしているとどうしても完成度高く小綺麗にしようとしてしまうのですが、

純粋に人の心に残って、面白いことあったなと後から思ってもらえるようなことができたらいいなと思いました。

いろんなことを経験させてくれたこの機会に感謝しています。

 

 

安藤